埼玉新聞

 

辞退…新たな複合施設の建設、唯一の業者が入札を断る「全国的に繁忙、下請けの確保困難」 建設費116億円を投入する計画 26年度中の完成、見送られる可能性「工事スケジュールの見直しは必至」

  • 【地図】志木市(背景白)

    市民会館と体育館の複合化、スケジュール見直しへ=志木市

  • 【地図】志木市(背景白)

 志木市は14日までに、施設の老朽化と耐震強化を理由に市民会館(市本町1丁目)と市民体育館(市館)を解体し、双方の機能を備えた複合施設を建設する計画を巡り、入札の参加資格の1次審査を通過した業者が「全国的に設備工事の繁忙度が高く、下請け業者の確保が難しい」として入札を辞退した、と発表した。同審査の通過業者は1社だけだったことから、市は「工事スケジュールの見直しは必至」としており、当初の計画だった2026年度中の完成は見送られそうだ。

もっと読む
ツイート シェア シェア