埼玉新聞

 

山田うどん、根強い人気のパンチ企画投入 パンチと赤パンチがセットの大盛定食、2月末まで提供

  • 山田うどんが得盛キャンペーンの第2弾で投入の「得盛パンチ定食」。2月末まで提供する(山田食品産業提供)

 「ファミリー食堂山田うどん食堂」など運営の山田食品産業(埼玉県所沢市)は、モツ煮「パンチ」と辛口の「赤パンチ」がセットの大盛定食「得盛パンチ定食」(税込み890円)を始めた。

 昨年から始めた「得盛キャンペーン」の第2弾で、2月末まで提供する。新型コロナウイルスの感染拡大で発令の緊急事態宣言に伴い、時短営業を行うなどの対応を講じるなど環境は厳しいが、根強い人気を誇るパンチの企画を軸に、利用の促進に努める。

 「得盛パンチ定食」はマイルドのパンチ、数種類のトウガラシとマーラージャンを加えた赤パンチが各200グラム、ライスが300グラム、みそ汁の内容。200円(税込)でうどんまたはそば、300円(同)でラーメンまたはざるラーメンのセットにできる。ライスの量やパンチの味の変更はできない。

 新型コロナに伴う発令の緊急事態宣言により多くの店舗で午後8時閉店の対応を取るが、収益確保へ時短営業の影響は少なくないという。一方で「このような状況でも『早い!安い!うまい!腹いっぱい!』の自社コンセプトは継続して訴求していきたい」と強調。衛生管理の徹底などに努めるとした上で「人気のパンチを中心に、“山田ファン”や新規の若者層などの需要を掘り起こしたい」としている。

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