埼玉新聞

 

ひとり親家庭などに食材届ける「フードドライブ」、加須市役所で開催 子ども食堂でも配布 広がる善意の輪

  • 「子育てフードドライブ」には、たくさんの食品が寄せられた=12日、加須市役所1階エントランスホール

 ひとり親家庭などに食材を届ける埼玉県加須市子育て支援課の「子育てフードドライブ」が12日、加須市役所1階エントランスホールで開かれた。フードドライブは昨年7月に引き続き2度目。コロナ禍の中にあって、善意の輪が広がっている。

 寄せられた食品は、米や調味料、缶詰、カップ麺、レトルト食品、お菓子など56件、258点。市職員、市民、企業らが4~8日まで実施し、支援の輪を広げた。提供を受けたのは、「こども食堂応援隊」「すくすく広場」「北小浜みんなで子ども食堂」などで、15日以降にひとり親家庭などに配布する。

 こども食堂応援隊の内田圭一代表(78)は「コロナ禍だからこそ、こうした支援の広がりが必要で、うれしい。今後も一層の協力をいただければありがたい」と感謝した。

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