埼玉新聞

 

新生児が死亡…出産した20代母、実家に遺棄 次に妊娠した子、自宅浴槽で出産…水中に沈めたまま「無抵抗、死を避けていない」 法廷で懲役7年を求刑 弁護士、水中出産の危険性を否定「子がわずかに動いた」死産の可能性を指摘

  • 【地図】川越市

    母親に懲役7年を求刑 新生児殺害の疑い=川越市

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 自宅アパート浴槽の水中で出産した新生児を引き上げず、窒息死させ遺棄したなどとして、殺人と死体遺棄の罪に問われた、川越市の無職の母親(28)の裁判員裁判の論告求刑公判が4日、さいたま地裁(北村和裁判長)で開かれた。争点になっている新生児への殺人罪の成立について、検察側は新生児を放置したことで死亡したとして母親に懲役7年を求刑。一方弁護側は死産だった可能性などを指摘し、執行猶予付きの判決を求めて結審した。判決は14日。

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