埼玉新聞

 

特産品使ったサンドイッチ「HIKIサンド」いかが 比企地域"食と農"発信「みそだれ効いておいしい」

  • HIKIサンドの試食・意見交換会の様子=嵐山町菅谷の国立女性教育会館

 川越比企振興センター東松山事務所は、豊かな自然環境に恵まれ、農業が盛んな比企地域の「食と農」の魅力を発信するため「HIKIつける魅力再発見プロジェクト」に取り組んでいる。

 地域の魅力アップにより、交流人口・移住定住人口の増加が狙い。昨年7月、キックオフイベント「HIKIフルーツ&ベジタブルPаrty」を行った。この参加者が、比企地域の生産者と交流しながら地域を巡るワークショップを開催。そこで出たさまざまな意見から、地域の農産物や特産品を使ったサンドイッチ「HIKIサンド」の開発に取り組んできた。

 2月には、嵐山町で「HIKIサンドづくり教室」を開催。当日は開発の経緯とコンセプトが報告され、栃木県那須塩原市のパン職人・平山翔さんによる「HIKIサンド」の調理実習と、形態の異なる3種類(オープンサンド、ジャムサンド、サラダサンド)の試食会が行われた。

 担当者によると、試食会は「みそだれの辛みが効いていておいしい」「さまざまなジャムの食べ比べが楽しい」など、おおむね好評だったという。担当者は「今後は各店舗オリジナルのHIKIサンドが、比企地域のあちこちで商品化されれば」と話している。

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