埼玉新聞

 

食べたくなる料理、写真付きで紹介 深谷ねぎガイド、深谷市が作製 冬の寒さでおいしく、体力回復にも効果

  • 深谷ねぎガイド

 ネギの産地として知られる埼玉県深谷市は、深谷ねぎを使った料理と加工品、ネギの販売場所をまとめたマップ「深谷ねぎガイド」を1万5千部作製した。

 来年2月に同市出身の実業家、渋沢栄一主役の大河ドラマが始まり、それに合わせて大河ドラマ館も開館する。市外から訪れた人たちの市内回遊が目的。

 深谷ねぎは年間通して育てている。特に11月から3月にかけては冬の寒さでさらに甘味が増し、おいしくなる。深谷ねぎに含まれているアリシンはビタミンB1とともに摂取すると体力回復などに効果があるという。

 掲載店舗は、料理を提供する68店舗と、深谷ねぎやネギの加工品を販売する15店舗。深谷ねぎを使ったアヒージョやグラタン、1本揚げなど食べたくなる料理を写真付きで紹介している。

 パンフレットの大きさは折り畳むとA5サイズになるA2判。掲載店舗や市内公共施設、渋沢栄一記念館や道の駅などで配付している。ウェブサイトでも見られ「ベジタブルテーマパークフカヤ」公式サイト内の「深谷ねぎフェア」の特設ページで公開している。

 同ガイドに掲載している料理などの画像をSNSで公開すると深谷ねぎなどが当たるキャンペーンも予定しているという。

 問い合わせは、同市産業ブランド推進室(電話048・577・3819)へ。

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