埼玉新聞

 

AKB48、新ユニットが公演 9か月ぶりお披露目、埼玉出身メンバーも大活躍 向井地さん「夢が叶った」

  • 「ガールズバンドの夢が叶った」と話した向井地美音さん(C)AKB48

  • ユニット「Lacet(レセ)」でキーボードを担当した高橋彩音さん(C)AKB48

  • 「わるなん」を披露した篠崎彩奈さん(C)AKB48

 アイドルグループAKB48は11月28日・29日の2日間、東京・秋葉原のAKB48劇場で、「2020AKB48新ユニット!新体感ライブCONNECT祭り♪」を開催した。同公演は、新型コロナウイルスの影響で、今年2月に延期となったライブの振替公演。今回登場した3組は、約9か月ぶりとなるお披露目の機会とあって、各ユニットの個性が光ったパフォーマンスとなった。(森本勝利)

■圧巻のバンド演奏を披露「Lacet(レセ)」

 AKB48初のバンドユニット「Lacet(レセ)」。埼玉出身の向井地美音さん、高橋彩音さんをはじめ、行天優莉奈さん、齋藤陽菜さん、高岡薫さん、吉橋柚花さんの6人で構成された本格派バンド。向井地さんはボーカル&ギター、高橋さんはキーボードを担当した。

 高橋さんはソロで、楽曲メドレーの演奏や、「365日の紙飛行機」を弾き語りで披露。「伴奏をやることは多いけど、弾き語りは初めて。とても新鮮でした」と話した。

 向井地さんは「人生でガールズバンドを組むことが夢でした。それもAKB48で出来たことが幸せです」と喜びを見せた。

■「SENSUALITY(センシュアリティ)」セクシー&クールで魅了

 埼玉出身の篠崎彩奈さん、加藤玲奈さん、込山榛香さん、宮崎美穂さん、左伴彩佳さん、茂木忍さんの大人メンバー6人で結成された「SENSUALITY(センシュアリティ)」。

 序盤から大人な雰囲気で、「点滅フェロモン」、「従順なslave」など4曲を披露。左伴さんは「セクシーさや大人っぽさを感じていただければ」と挨拶した。ソロ曲では各メンバーがそれぞれ歌いたい曲を選曲。篠崎さんは「わるなん」を歌唱した。

 加藤さんは、最後の挨拶で「また『SENSUALITY』でステージに立ちたいです」と意気込みを語った。

■真剣勝負で楽しませた「GRATS(グラッツ)」

 トリを飾ったのは、埼玉出身の佐々木優佳里さん、大森美優さん、柏木由紀さん、馬嘉伶さん、武藤十夢さん、吉川七瀬さんの6人で構成された、ゲーム好きなメンバーユニット「GRATS(グラッツ)」。

 武藤さんは、ユニット名について「相手を祝福する意味のゲーム用語から命名されました」と話した。佐々木さんは、柏木さん、馬嘉伶さんと「初めてのジェリービーンズ」、「混ざり合うもの」の2曲を披露した。

 ゲーム企画では、真剣勝負で会場を盛り上げた。柏木さんは「ゲームもいっぱいやって、皆さんの前で公演ができてよかったです」と感想を伝えた。

※高橋さんの「高」は、はしごだか

=埼玉新聞WEB版=

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