埼玉新聞

 

アジやサクラマスなどの刺し身食べ、男女3人が食中毒 アニサキスを摘出、県が秩父の飲食店を処分

  • 秩父市内の飲食店で3人が食中毒

 県は8日、秩父市中町の飲食店「ばん屋」で食事をした40代男性と女性ら計3人が寄生虫のアニサキスによる食中毒と診断されたと発表した。秩父保健所は食品衛生法に基づいて同店を同日から2日間の営業停止処分とした。

 県食品安全課によると、3人は3日午後5時半ごろ、同店でアジやマグロ、サクラマスなどの刺し身を食べ、約2時間半後に腹痛や嘔吐(おうと)など食中毒の症状が出た。5日に医療機関を受診。そのうち1人の胃からアニサキスが摘出され、医療機関が同保健所に通報した。3人は現在、回復に向かっているという。

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