埼玉新聞

 

<高校サッカー>冬の全国選手権、開催決定 12月31日に開幕、昌平・藤島監督「開催ありがたい」

  • 前回大会で興国との2回戦の後半、先制点を決めた昌平・須藤(中央)=1月2日、浦和駒場スタジアム

 日本サッカー協会は19日、今冬の第99回全国高校サッカー選手権の開催を決めたと発表した。新型コロナウイルスの感染対策で開会式の規模を縮小するため開幕は例年の12月30日ではなく、同31日となった。決勝は来年1月11日に埼玉県の埼玉スタジアムで行われる。

 埼玉県内では埼玉スタジアムのほか、浦和駒場スタジアムとNACK5スタジアム大宮が試合会場となる。

■喜びも切符獲得へ全力/昌平

 今冬の全国選手権の開催が決まり、前回の選手権でベスト8入りした昌平の藤島監督は「選手、特に3年生にとっては、すごくいいこと。開催してもらえてありがたい」と喜びを語った。今夏の全国高校総体は中止となっただけに、J1鹿島入りが内定している主将の須藤も「高校サッカーで日本に勇気や希望を与えられるように全力で頑張りたい」と力を込めた。

 ただ、2大会連続でその舞台に立つためには埼玉大会で頂点を勝ち取り、出場権をつかまなければならない。指揮官は「今は一つずつ勝ち抜くことしか考えていない。24日にベストを持っていく」と、浦和南との初戦に視線を向けた。

ツイート シェア シェア