埼玉新聞

 

<ランチ>一番人気は握り15貫 大宮のすし七搦、ネタは大宮市場で厳選 運が良いと…高級ネタに驚き

  • 時には高級ネタが入るときもある一番人気の握り15貫

  • 店主の七搦利雄さん

 大宮駅から徒歩7~8分の立地で「ビジネスマンが多く、おなかいっぱい海の幸を味わってもらいたいから」と始めた握り15貫(税別千円)。中トロ、サーモン、ヒラメなど定番ネタのほかに、日替わりでホタテやサバ、カツオなど。仕入れ状況によって運が良い時は、ウニやクエなどの高級ネタも入り、「驚くお客さんも多い」と店主の七搦(ななからげ)利雄さん(57)は話す。

 鹿児島県薩摩川内市出身で、すし職人を志し、20歳の時に上京。都内の店で修業を積み、2011年11月に念願の店を開業した。

 ネタは毎朝、七搦さんが大宮市場で厳選したものだけを使う。マグロは脂のバランスと色目を考慮し、インドマグロしか使わない。カズノコやカニなども、40年以上の職人歴で培った経験を生かして、丁寧に仕込む。

 一番人気の握り15貫は、シャリの大きさもリクエスト可能で、ほかにわん物が付く。多彩なネタをおなかいっぱい味わえて、コストパフォーマンスは抜群。テークアウトもできる。

 七搦さんは「すし店は入りづらい印象を持っている人も多いかもしれないが、おもてなしの心で、居心地の良い空間にしていきたい」と意気込んでいる。

【メモ】すし七搦 さいたま市大宮区宮町2の19の1(電話048・877・8811)。営業時間は午前11時~午後1時半、午後5時~同10時。定休日は日曜と月曜。ランチは火曜~金曜。ほかに鉄火丼900円、中とろ丼1100円など(税別)。

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