埼玉新聞

 

浦和中・浦和高サッカー部、創部100周年に 祝賀会にOBら320人祝い、交流の輪広がる 埼玉サッカー界の一翼担い、国内外の政財界でもOBら活躍

  • 浦和中学・浦和高校サッカー部100周年を祝し集結した歴代OBたち=さいたま市中央区のホテルブリランテ武蔵野

    浦和中学・浦和高校サッカー部100周年を祝し集結した歴代OBたち=さいたま市中央区のホテルブリランテ武蔵野

  • 浦和中学・浦和高校サッカー部100周年を祝し集結した歴代OBたち=さいたま市中央区のホテルブリランテ武蔵野

 浦和中学・浦和高校サッカー部創部100周年記念祝賀会(同実行委員会主催)が、さいたま市中央区のホテルで行われ、歴代OBら約320人が出席。当時の思い出話とともに年代を超えた交流の輪が広がった。

 同校サッカー部は1923年、旧制浦和中学で創部。49年、浦和高が東京国体で初優勝、全国高校選手権では、52年に初優勝、55、56年には連覇を果たした。対外試合では69連勝するなどの成績も残している。また、選手だけでなく、長年にわたって指導者、審判などの現場で県内サッカー界の一翼を担う一方で、同部出身者は同窓会「麗和サッカークラブ」として、県内のみならず国内外の政財界で活躍しているOBも多い。現在、現役生(76~78期)の部員数は76人。

 OB会の関根弘之会長は「人生で最も輝く時代を同じグラウンドで過ごした仲間たちとの交流をいつまでも続けてほしい。OB会はそれらの集まり。年代を超えた交流ができれば」とメッセージを寄せた。

 式典では、最年長OBの菅野一郎さん(高1回卒、92歳)を表彰。菅野さんは現役のプレーヤーとして、華麗なボールコントロールを披露。会場からは盛大な拍手が送られた。

 来賓として、臼倉克典校長、野辺博同窓会会長、県サッカー協会の鈴木茂会長、浦和4校(浦和高、市立浦和高、浦和南高、浦和西高)OB会を代表して市立浦和高校サッカー部OB会の倉又泰弘会長が祝辞を述べた。司会は同部OBでフリーアナウンサーの堀尾正明さんが務め、創部100周年記念誌も発行された。
 

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