埼玉新聞

 

<新型コロナ>23人感染…新座、川口、越谷、川越など 感染女児の小学校、濃厚接触者いないため再開へ

  • 県庁=さいたま市浦和区高砂

 県などは27日、新型コロナウイルス感染者を新たに23人確認したと発表した。内訳は、県発表が17人、さいたま市と越谷市が各2人、川口市と川越市が各1人。

 これまでに確認された感染者は2091人(チャーター便帰国者含む)、死者は72人。重症者は3人。感染者の指定医療機関への入院は66人、一般医療機関への入院は173人。ホテル療養は104人、自宅療養は51人。946人が退院し、療養終了は656人となった(27日午後5時時点)。

 県によると、県管轄で感染が確認された17人のうち詳細が判明しているのは20~80代の男女9人。26日午後判明分では18人中13人が東京都と関連があった。新座市の20代女性は都内の酒類と接待を提供する飲食店の従業員で、勤務先とは別の店を利用した際に陽性者と接触があった。川口市の50代女性は集団感染の疑いがある同市の高齢者施設の職員で、同施設での感染は7人目。

 さいたま市によると、20代と30代の女性2人の陽性が判明。30代女性は同居する妹に感染が確認されていた。いずれも入院予定。また、26日に陽性が確認された小学生女児が通う市立小学校は、保健所の調査で濃厚接触者がいないと判断されたため、28日から通常再開する。

 越谷市によると、市内に住む40代の男性会社員と、20代の大学生女性の2人の陽性が判明した。

 川口市によると、都内の会社に勤めるフィリピン国籍の40代女性の陽性を確認。

 川越市によると、50 代の会社員男性の感染が判明した。

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