埼玉新聞

 

ランチをタクシーが配達 久喜市と市商工会、飲食店とタクシー事業者を支援【#コロナとどう暮らす】

  • 久喜市役所=久喜市下早見

 新型コロナウイルスの感染拡大で影響が出ている飲食店とタクシー事業者を支援しようと、久喜市と市商工会は市内飲食店14店舗のランチをタクシーが配達する「くきのごはんタクシーデリバリー」事業を開始した。

 商工会が進めるテイクアウトメニュー支援事業「くきのごはん」を市が拡充。市は商工会を通じて、タクシー業者に配送経費を負担する。

 利用者はホームページで飲食店店舗やメニューを確認。前日午後5時までに注文する。飲食店は注文を受け、タクシー業者に配送を依頼。タクシー業者は当日午前11時半から午後0時半ごろに注文先に料理を届ける。配送1回当たり税込み3千円以上の注文が必要で、配送は市内限定。利用者はタクシードライバーに現金で料理代を支払う。配送料の負担はない。

 市は「飲食店やタクシー事業者を支援するとともに、市民や市内在勤者のテイクアウトの需要が増えれば」としている。

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