埼玉新聞

 

KADOKAWAのマンガやラノベ2万5千冊並ぶ 角川武蔵野ミュージアム、8月1日プレオープン

  • 8月1日にプレオープンする角川武蔵野ミュージアム

  • マンガ・ラノベ図書館の本棚。プレオープン時にはKADOKAWA刊行のマンガ、ライトノベルなどが並ぶ(角川文化振興財団提供)

 角川文化振興財団(角川歴彦理事長)は、所沢市東所沢和田に整備中の「ところざわサクラタウン」内の「角川武蔵野ミュージアム」を8月1日にプレオープンすると発表した。「ところざわサクラタウン」は11月6日のグランドオープンを予定している。

 「角川武蔵野ミュージアム」は図書館と博物館、美術館を融合させた複合文化施設。プレオープン時は1階の「グランドギャラリー」、KADOKAWA刊行のマンガやライトノベルなど約2万5千冊並ぶ「マンガ・ラノベ図書館」、2階のカフェがオープンする。

 プレオープンに合わせ、8月1日から竣工(しゅんこう)記念展として「隈研吾/大地とつながるアート空間の誕生―石と木の超建築」が開催される。同施設の設計を手掛けた建築家の隈研吾氏がこれまでに携わった石と木の建築を模型や設計図、インタビュー映像などで解説する。

 記念展は10月15日までグランドギャラリーで開催。チケットは事前予約の日時指定入場制で大人1600円、中高生千円、小学生700円、未就学児は無料。同館のホームページ(https://kadcul.com/)から購入できる。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、来館者への検温の実施や手指消毒、マスクの着用を呼び掛けるほか、展示施設内の混雑を避けるため入場制限を行う場合がある。

 「ところざわサクラタウン」は旧所沢浄化センター跡地に建設され、4月30日に竣工した。約4万平方メートルの敷地にKADOKAWAが運営する書籍製造、物流工場やオフィス、イベントスペースのほか、複合文化施設「角川武蔵野ミュージアム」が展開される。

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