埼玉新聞

 

心からの謝罪と反省を…患者家族に奪われた「先生」 医師仲間も悔しさ ふじみ野立てこもり、26日初公判

  • 現場付近にある住宅のブロック塀は、渡辺被告が発砲した散弾銃の弾で削られ、白くなっている=12日午後、埼玉県ふじみ野市大井武蔵野

    現場付近にある住宅のブロック塀は、男が発砲した散弾銃の弾で削られ、白くなっている=12日午後、埼玉県ふじみ野市大井武蔵野

  • 現場付近にある住宅のブロック塀は、渡辺被告が発砲した散弾銃の弾で削られ、白くなっている=12日午後、埼玉県ふじみ野市大井武蔵野

 昨年1月、埼玉県ふじみ野市で在宅医療を行う男性医師=当時(44)=が訪問先の住宅で射殺された事件で、殺人などの罪に問われた男(67)の裁判員裁判が26日から、さいたま地裁で始まる。患者に寄り添い、慕われていた男性医師。地域医療を担う男性医師の同志で、事件前後の男を知る東入間医師会の井上達夫会長(62)は「減刑のための方便ではなく、男性医師に対して心からの謝罪と反省をしてほしい」と語った。

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