埼玉新聞

 

<新型コロナ>新規陽性者、半数以上が東京由来の疑い 再拡大防止へ…大野知事、改めて注意を呼び掛け

  • 大野元裕知事

 県内で新型コロナウイルス陽性者が再拡大傾向にあることを受け、大野元裕知事は29日、記者団に「憂慮すべき状況にある」と話し、県民に対し、東京都内の繁華街への外出を自粛することや「3密」を避けることなど、感染防止へ改めて注意を呼び掛けた。

 6月22日から28日までの県内の新規陽性判明者は71人。6月15日から28日までの2週間で判明した88人の新規陽性者のうち、半数以上の45人が東京都由来の感染が疑われるという。

 一方、さいたま市の清水勇人市長は29日、大宮区の飲食店(キャバクラ)で複数の感染者が出ていることについて「市内2番目のクラスターを形成しているものと認識しており、大変憂慮される事態。今後、接触者の検査、陽性者の入院など、県とも連携しながら対応する」などとコメントを出した。

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