埼玉新聞

 

境内でキャンドルナイト、岩槻・久伊豆神社でろうそく929個 3月9日開催 飲食ブースや限定の御朱印も

  • ろうそくの炎が境内を照らす「救邪苦キャンドルナイト」は3月9日夕方から開催(久伊豆神社提供)

 さいたま市岩槻区宮町の久伊豆神社で3月9日、境内を929個のろうそくの光で照らす「救邪苦(クジャク)キャンドルナイト」が行われる。

 1938年3月9日、旧皇族の朝香宮鳩彦王(あさかのみややすひこおう)は3羽のクジャクを岩槻に下賜し、クジャクは久伊豆神社に奉納された。催しは奉納80年を記念し、昨年9月に行われる予定だったが、台風接近による荒天の影響で延期となっていた。

 当日は午後5時から。境内神楽殿前に設けられたステージで、音楽演奏が行われるほか、参道には県内各地の物産やグルメ、ビール、ワインなどが楽しめる飲食ブースも出展する。願い事をキャンドルグラスに書いてツリーに掲げる「願掛けキャンドルグラス」、限定お守りの頒布、限定の御朱印も受け付ける。

 同神社は「キャンドルのオレンジの炎で心穏やかに緊張をほぐし、平成最後の特別なひとときを楽しんでいただければ」と来場を呼び掛けている。

 当日は9日午後4時から、東武岩槻駅西口と会場を結ぶ無料シャトルバスを運行予定。雨天時は10日に延期する。

 問い合わせは、久伊豆神社(電話048・756・0503)へ。

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