埼玉新聞

 

刑務所の4人収容の部屋でトラブル 受刑者が全治1カ月の骨折 殴った受刑者を書類送検/川越少年刑務所

  • 受刑者を殴った疑い、男性を書類送検=川越少年刑務所

 受刑者を殴ってけがをさせたとして、川越少年刑務所は1日、傷害の疑いで、20代の男性受刑者をさいたま地検川越支部に書類送検したと発表した。

 書類送検容疑は今年1月2日午後0時半ごろ、刑務所の共同室内で、20代の男性受刑者の左頬を殴り、下顎の骨を折る全治1カ月のけがを負わせた疑い。

 同刑務所によると、共同室内には4人が収容されていた。正月休み明けの1月7日に被害者から申し出があり発覚した。2人に何らかのトラブルがあったものとみている。容疑を否認している。同刑務所は「事件が発生したことは誠に遺憾。施設における犯罪行為には厳正に対処し、規律、秩序を維持しながら、適正な運営に努めてまいります」とコメントした。

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