埼玉新聞

 

<新型コロナ>JR大宮駅、マスク姿の通勤客ら行き交う 緊急事態宣言が解除…除菌グッズ身に着け警戒

  • マスク姿の通勤客ら=26日午前7時40分ごろ、さいたま市大宮区のJR大宮駅

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の全面解除から一夜明けた26日朝、さいたま市大宮区のJR大宮駅では、マスク姿の通勤客らが多く行き交い、都内へ向かう電車では一部で混雑する様子も見られた。

 午前7時すぎ、同駅にスーツ姿の通勤客が増え始めると人の波が途切れることはなく、次々と改札に向かっていた。利用客の大半が、マスクやネックストラップ付きの除菌グッズを身に着けるなど、依然として警戒が続いている。

 都内の会社に勤務する同市岩槻区の40代会社員男性は「自粛ばかりでは何もできないので、解除されたこと自体は良かった」と話す。緊急事態宣言後は在宅勤務に切り替え、出社は週1回だったというが、6月以降は通常通りの勤務形態に戻る見通しだという。「駅も先週より人が多い印象で不安。まだ収束したわけではないので、引き続き気を付けないといけない」と仕事場へ向かった。

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