埼玉新聞

 

バイクの18歳死亡…対向車にはねられる、鹿とぶつかり転倒した直後 悲劇繰り返したくない高校生ら呼びかけ「ハイビームを」 動物衝突し通報しないと「当て逃げ」か…死骸でさらなる事故に

  • 鹿の飛び出し事故が立て続けに発生し、新たに設置された「鹿飛び出し注意」の立て看板=皆野秩父バイパスの秩父小柱IC付近

    鹿の飛び出し事故が立て続けに発生し、新たに設置された「鹿飛び出し注意」の立て看板=皆野秩父バイパスの秩父小柱IC付近

  • 手作りのお守りを配布し、動物の飛び出し注意などを呼びかける皆野高校の生徒ら=22日午後1時ごろ、秩父やまなみ街道料金所付近

    手作りのお守りを配布し、動物の飛び出し注意などを呼びかける皆野高校の生徒ら=22日午後1時ごろ、秩父やまなみ街道料金所付近

  • 鹿の飛び出し事故が立て続けに発生し、新たに設置された「鹿飛び出し注意」の立て看板=皆野秩父バイパスの秩父小柱IC付近
  • 手作りのお守りを配布し、動物の飛び出し注意などを呼びかける皆野高校の生徒ら=22日午後1時ごろ、秩父やまなみ街道料金所付近

 秋の全国交通安全運動期間(21~30日)に合わせ、皆野町下田野の秩父やまなみ街道(国道140号皆野寄居有料道路)料金所付近で、県立皆野高校の生徒たちが手作りのお守り計200個を配布し、ドライバーに交通ルールの順守と動物の飛び出し注意を呼びかけた。秩父地域では鹿などの野生動物と衝突する交通事故が年間60件以上発生。今年6月には皆野町の国道140号で、バイクの男性=当時(18)=が鹿とぶつかって転倒、対向車にはねられて死亡した。秩父署は通報の徹底や夜間時のハイビーム活用などをドライバーに訴え、交通事故防止を図っている。

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