埼玉新聞

 

<新型コロナ>埼玉トヨペット、さいたま市にマスク寄贈 備蓄していたひも結ぶタイプ「医療従事者の方に」

  • さいたま市危機管理課の河野秀和課長(右から2番目)に医療用マスクを提供する埼玉トヨペットの栗原宏幸常務(右端)ら=13日、さいたま市危機管理課

 新型コロナウィルス感染拡大で医療従事者向けのマスクが不足していることを受けて、埼玉トヨペット(平沼一幸社長)は13日、さいたま市危機管理課を訪れ、感染対策(N95)マスク2千枚、医療用マスク5500枚、計7500枚を寄贈した。マスクは緊急時用に備蓄していたもの。同社は「医療用でひもを結ぶタイプなのでぜひ医療従事者の方々に使用していただきたい」と寄贈を決めたという。

 同社は現在、店舗の営業時間を短縮し、テレワークなどを行っているが、「我々は地域のために今、何ができるかを考える」を全従業員に周知。「乗り越えられない試練はない。健康第一で頑張ろう!」と呼び掛けている。

 マスクの寄贈に対し、さいたま市からの感謝状の授与は、感染症の収束状況を見て、改めて行うという。

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