埼玉新聞

 

<新型コロナ>PCR検査所、さいたま市が4カ所設置 まず2カ所、場所は公表せず「バランスよく」

  • さいたま市役所=さいたま市浦和区常盤

 さいたま市の清水勇人市長は28日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染の有無を調べるPCR検査を行う「地域外来・検査センター」を市内に4カ所設置すると明らかにした。いずれも地元の医師会に運用を委託する。5月1日と7日にまず2カ所に設置する予定で、ドライブスルー方式を採用した。

 残りの2カ所は、徒歩で訪れて検査を受ける「ウオークスルー方式」を含め、今後検討する。医療機関の近くに設置するとしながら、清水市長は「(場所は)公表しません。市内にバランスよく配置する」と述べた。

 清水市長は市内の感染状況についても説明。26日時点で、陽性者数は127人、死者は3人、退院者数は24人。感染経路の不明者は56%に当たる72人だった。世代別では、50代が最多の24%、次いで20代が20%、40代が17%、60代が13%、30代が9%。50代以下の現役世代が7割を占めた。

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