埼玉新聞

 

<新型肺炎>苦渋の決断…春日部夏まつり、準備できず中止に 昨年は23万人の人出

  • 新型肺炎、春日部夏まつり中止に

 新型コロナウイルス感染拡大を受け、春日部夏まつり実行委員会は、毎年7月に開催する夏まつりを中止する。

 市内八坂神社の例祭として江戸時代から続く祭り。1973年から現在のパレードの形で開催。昨年は2日で23万人の人出でにぎわった。今年は第48回夏まつりを7月11、12日に開催する予定だった。現在の形で2日間両日の中止は初めて。

 実行委員会事務局によると、各自治会が4月から、準備や打ち合わせを行うため、この時期に中止を判断したという。

 実行委員会は「歴史と伝統のある春日部夏まつりを中止することは苦渋の決断だが、参加者、関係者の健康と安全を最優先に決定した」としている。

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