埼玉新聞

 

<新型肺炎>カインズ、休業要請も営業の方針 生活必需品を提供、飛沫防止にシールド導入を予定

  • ホームセンター大手のカインズ

 東京都内4店舗など緊急事態宣言に該当する埼玉など7都府県に計70店舗を展開するホームセンター大手のカインズ(本庄市)。加盟する日本DIY・ホームセンター協会(東京都)が新型コロナウイルスの感染拡大の防止に協力しつつ、多くの人に生活必需品を提供するために、営業を継続することを基本方針に掲げていたことなども踏まえ、東京都からの休業要請があっても「原則、営業する方針だった」とした。

 同社は感染予防を目的に店内消毒の徹底、来店客に距離を置いてのレジ待ちといったソーシャルディスタンスの要請をしているほか、接客カウンターなど対面での接客を行う場所では、飛沫(ひまつ)防止にシールドの導入を予定しているという。宣言を受け、7都府県の店舗では9日から営業時間を1時間短縮するなど、対応に努めている。

 今後、感染拡大が止まらず該当自治体から休業要請があった場合は「各地域の状況や社会環境を踏まえながら、対応を検討することになると思う」とした。

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