埼玉新聞

 

埼玉トヨペット、レーシングチームの今季新体制を発表 スーパー耐久シリーズに挑む新マシンは

  • 今季の飛躍を誓う埼玉トヨペットのレーシングチーム「Green Brave」のドライバー=2月25日、坂戸市のモータースポーツファクトリー

 埼玉トヨペットのレーシングチーム「Green Brave(グリーンブレイブ)」は2月25日、坂戸市にある同社のモータースポーツファクトリーで、2020年モータースポーツの活動に関する発表会を行った。

 今年はSUPER GT、スーパー耐久シリーズ、TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Raceの3カテゴリーへの参戦を表明している。SUPER GTでは使用車種を「GR Supra GT(JAF―GT)」に変更。GT300クラスに投入する。

 スーパー耐久シリーズでは、「モータースポーツとマーケティングを結び付ける」というチーム方針のもと、第3戦から「クラウンRS」の新マシンで挑む計画があることが明らかとなった。

 ドライバーでは川合(かわあい)孝汰(25)が新加入。川合は昨年のFIA―F4選手権でシリーズランキング3位を獲得した注目の若手で、将来性を見込んでの大抜てきとなった。「自分自身がチームのキーマンになってくるはず。ルーキーとしてまず1勝を目指したい」と意気込んだ。

 平沼貴之副社長は「今季のテーマは『GB enter a NEW ERA』。新マシンや新ドライバーの加入など、チームが新しい時代に突入していく。引き続き、ご声援をお願いします」とあいさつした。

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