埼玉新聞

 

紛失…卒業生137人分の個人情報、耐火金庫から消える 書類20年保存のはずが 学校が卒業生、在校生に謝罪

  • 【ちなみ】教室=イラスト

    卒業生137人の個人情報を紛失 毛呂山の特支学校

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 埼玉県教育局は20日、県立毛呂山特別支援学校で卒業生の氏名や住所などの個人情報が記載された書類の紛失が発生したと発表した。紛失したのは2011~16年度の卒業生137人分の生徒指導要録で、学校は在校生、卒業生、保護者に謝罪した。

 同局県立学校人事課によると、12日に教諭2人が点検のため耐火金庫に保存していた高等部の指導要録を確認しようとして見当たらないことから13日に校長に報告し、紛失が発覚した。同校では耐火金庫の広さの関係上、通常年度ごとにまとめる指導要録を数年分まとめて保存していたという。

 指導要録は卒業後20年間保存され、卒業生の求めに応じて単位や卒業の証明書として利用される。紛失された指導要録には予備が保管されており、手続きなどに支障はないという。
 

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