埼玉新聞

 

<ランチ>海の幸ずらり、一番人気はボリューム満点のセット 大宮の歩~あゆむ~、おなかいっぱい味わって

  • にぎり12貫セット

  • 「魚は生きているので味も毎日違う。すしの世界は奥深い」と話す横地さん

 大宮駅東口から徒歩約5分、2006年に開店したすし店。ボリューム満点のランチが好評で、昼時は多くのビジネスマンが訪れる。

 一番人気はにぎり12貫セット。マグロの赤身や中トロ、ウニ、イクラ、サーモンなど、新鮮な海の幸がずらりと並ぶ。ほかにも、みそ汁かそば、煮物やサラダなどの一品、デザートが付いて千円(税込み)。

 毎朝、大宮市場でネタを仕入れる店主の横地四郎さん(54)は「駅から少し離れた場所なので、お客さんに何回も来てほしいからこの量になった」と話す。

 15歳から和食やすし店で修業を積んだ横地さんが、42歳の時に開業した。モットーは「おいしい物を安く」。ランチではにぎり10貫セット(950円)、ちらし丼(千円)が人気。にぎりはどれもネタが大きく食べ応え十分。ちらし丼はネタだけで10種類以上、ご飯も400グラムあり、食べきれない女性もいるという。

 「常に新しいことに挑戦したい」と、夜はすしのほかに牛肉のステーキや馬刺しなど約70種類の料理を提供する。店名は「一歩ずつ懸命に歩んでいきたい」との思いから。横地さんは「皆さんにすしをおなかいっぱいに味わってほしい。これからもお客さんとともに歩んでいきたい」と話す。

【メモ】歩~あゆむ~ さいたま市大宮区宮町4の15の3(電話048・642・5765)。カウンター9席、座席もあり。営業時間は午前11時半~午後2時、午後5時~午前0時。月曜定休。ランチはほかに穴子丼千円、鉄火丼950円、彩ちらし千円(税込み)。

ツイート シェア シェア