埼玉新聞

 

誕生日は開校記念日! 川口・戸塚北小のカルガモ親子 中庭で生活、池で泳ぐ姿も 成長後は「引っ越し」へ

  • 親鳥と共によちよちと歩くカルガモのひな=6月30日午後、埼玉県川口市立戸塚北小学校

    親鳥と共によちよちと歩くカルガモのひな=6月30日午後、埼玉県川口市立戸塚北小学校

  • 親鳥と共によちよちと歩くカルガモのひな=6月30日午後、埼玉県川口市立戸塚北小学校

 埼玉県川口市東川口の市立戸塚北小学校でカルガモのひなが誕生し、よちよち歩きの愛らしい姿を見せている。

 ひなは樹木が植えられ、池のある校内中庭「語らい広場」に作られた巣で誕生。数週間前に茂みの中に卵があるのが確認され、同校開校記念日の6月26日、10羽がふ化した。

 現在は親鳥と共に歩く、小さな5羽が中庭で草や虫をついばんだり、池に浮かびすいすいと泳いだりしている。

 学校によるとひなが育った後は、学校の近くを流れる綾瀬川支流の伝右川への「引っ越し」を予定しているという。

 授業で観察をしていた4年生の龍口七緒さん(9)は「ひなは小さくてふわふわしていて、かわいい。元気に育ってほしい」と笑顔。鹿田大輔校長は「命の尊さを学ぶいい機会。皆で温かく見守りたい」と話した。

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