埼玉新聞

 

<高校ラグビー>浦和、青森山田に33―28 粘り強い防御で逃げ切り、初のベスト16進出

  • 青森山田―浦和 後半5分、浦和のナンバー8松永がモールから抜け出し、トライを決める

 第99回全国高校ラグビー大会第3日は30日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で2回戦16試合を行い、埼玉代表で6大会ぶり3度目出場の浦和は初出場の青森山田に33―28で競り勝ち、初のベスト16進出を果たした。

 浦和は14―14で折り返した後半開始早々に勝ち越しトライを与えたが、同5分にナンバー8松永が中央へトライ。SO目黒のゴールも決まり、21―21の同点とした。同17分にフッカー山際のトライ(ゴール成功)でリードを奪うと、同25分にはロック梯が左中間に飛び込んで決勝トライ。同27分に青森山田に1トライを返され5点差まで詰め寄られたが、粘り強い防御で逃げ切った。

 浦和は来年1月1日、5年連続18度目のAシードで優勝候補の桐蔭学園(神奈川)と8強入りを懸けて激突する(10時30分・第1グラウンド)。

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