埼玉新聞

 

鉄道博物館、新しく収集した資料を初公開 ガイドツアーや福袋販売も 1月2日からお正月イベント

  • 鉄道博物館=さいたま市大宮区大成町

 さいたま市大宮区の鉄道博物館では、毎年恒例のお正月イベント「てっぱく鉄はじめ2020」を1月2日から開催する。学芸員によるガイドツアーやオリジナルグッズが詰まった福袋の販売など企画がめじろ押し。1月27日までで火曜日は休館。

 今年新たなイベントとして、専用シートを持って館内各所に隠された「9つの謎」を解き明かし、宝を見つける「鉄博迷宮(てっぱくラビリンス)2020」を実施。期間中、正解者の先着1万人に認定証を贈呈する。

 2、3、18、19日には参加者がコマとなり、サイコロを振りながら車両ステーションをモチーフにしたシートを進む「新春てっぱくすごろく大会」を開催する。一番最初にゴールした人は同館のオリジナルノートを贈呈する(各日1日3回実施)。

 ここ数年間で同館が新しく収集、保存した資料も初公開。黒磯駅交直切換関係装置や旅客販売総合システム「MARS(マルス)」端末などを学芸員がガイドツアーで解説する。

 11~13日には、「冬のあったか駅弁まつり」と題して、ひもを引き抜くと温まる駅弁を販売。「岡山名物えびめしとデミカツ丼」や「仙台たんとん弁当」など、数量限定で販売する。

 催しなどの問い合わせは、同館(電話048・651・0088)へ。

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