埼玉新聞

 

ストーカー事件で逮捕の元県議、簡裁に略式起訴 以前も同じ女性へ執拗にメッセージ…辞職、以前は不起訴

  • 元県議略式起訴、女性に迷惑電話=さいたま区検

 知人女性に40回以上にわたって電話をかけるなどしたとして、ストーカー規制法違反の疑いで元県議(37)が逮捕された事件で、さいたま区検は12日、県迷惑行為防止条例違反の罪で、さいたま簡裁に略式起訴した。罰金額などについては明らかにしていない。

 起訴状などによると、元県議は今年9月~11月にかけて、40代の知人女性宅に41回にわたり電話をかけ、女性の携帯電話にショートメールを6回送信し、不安または迷惑を覚えさせるような行為を反復して行ったとされる。

 元県議は2011年4月に初当選。2期目途中の昨年8月、同じ女性の携帯電話に執拗(しつよう)にメッセージを送るなどしたとして、ストーカー規制法違反容疑などで書類送検され、同年11月に体調不良を理由に議員を辞職した。

 書類送検容疑については、さいたま地検が今年4月、不起訴としていた。

ツイート シェア シェア