埼玉新聞

 

もえのあずきさん「お客さまの笑顔浮かんだ」 NEXCO東がグルメGP、埼玉ブロック大会最優秀賞は

  • 高坂SA下り線「ジャパンフードマネジメント」のスタッフと審査員=さいたま市大宮区の国際学院埼玉短期大

  • 最優秀賞となったメニュー「SAITAMA5」(提供)

 NEXCO東日本の新メニューコンテスト「みちオシ グルメグランプリ」の埼玉ブロック大会が、さいたま市大宮区の国際学院埼玉短期大で行われ、高坂サービスエリア(SA)下り線の、ジャパンフードマネジメントが開発した新メニュー「SAITAMA5(サイタマサンク)」が最優秀賞に輝いた。

 関越道高坂SA(上下線)、上里SA(上下線)、東北道蓮田SA(下り線)のレストラン5チームが参加。地元食材を使用すること、販売価格は上限税込み1500円とすることなどを条件に競われた。

 「SAITAMA5」は、柔らかく、さっぱりとした脂身の甘みが特徴の「香り豚」をじっくり煮込んだ一品。香り豚の赤ワインとバルサミコ酢の煮込みをメインに、県産ピクルス盛り合わせ、香り豚のひき肉スパイシーガーリックライス、県産カブとエビの葉酸卵スープ、毛呂山・越生産ユズのシャーベットがセットになっている。

 審査員を務めた同短大の田中祐作特任教授は「地元野菜を使った見事な料理が並び、順位は僅差。スタッフが仲良く調理しているのも印象に残った」と講評した。大食いグルメアイドルとして知られ、NEXCO東日本SA・PAグルメアンバサダーを務めるもえのあずきさんは「どれもおいしく、召し上がったお客さまが笑顔になる光景が思い浮かんだ」と話した。

 ジャパンフードマネジメントレストランマネージャーの野村幹さんは「賞をいただき感無量。代表として全国大会でも頑張りたい」と話した。

 「SAITAMA5」は来年3月、ブロック予選を勝ち抜いた10チームが参加する決勝大会に進出。今回の出品作品は各レストランで来年5月末まで販売される。

 他の入賞は以下の通り。

 優秀賞=歴史のまち川越小江戸黒豚と芋ご膳(高坂SA上り)▽審査員特別賞=群馬の鶴がねぎをしょって来た!赤城どり(トリ)オ飯膳(上里SA上り)

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