埼玉新聞

 

秩父・たぬ金亭「豚玉丼」、6年連続の金賞に 全国丼グランプリで今年も 支持獲得「お客さん呼びたい」

  • 第6回全国丼グランプリで6年連続の金賞を受賞し、トロフィーと豚玉丼を持つ新井和夫さん=秩父市荒川上田野の「たぬ金亭」

 秩父市荒川上田野にある飲食店「たぬ金亭」の豚玉丼が「第6回全国丼グランプリ」の豚丼部門で、6年連続の金賞を受賞した。店主の新井和夫さん(59)は「今年も金賞を取りたいと思っていたが、皆さんに支持してもらったおかげ」と喜びを語った。

 同グランプリは全国丼連盟(全丼連)が主催し、全国の丼を対象に親子丼や海鮮丼、天丼など10部門の中から金賞を選出するコンテスト。

 今年は8月21日から9月16日までにエントリーした1418店舗の丼の中から、全丼連の厳正な審査で選ばれた「優秀丼」250丼が本選のウェブでの一般投票に進み、各部門8丼が金賞に選ばれた。

 同店は豚玉丼の専門店。豚玉丼はブロック状にカットしたハーブ三元豚を焼き上げながら余分な脂を落とし、秩父みそを練り込む。特製だれにも漬け込み、じっくりと煮込んだ後、温泉卵と青ネギ、揚げ玉をトッピングする。特・大・中・小盛りがあり、みそ汁やサラダなどが付き、価格は1800円~850円。

 4月に豚玉丼の具をレトルト商品化し、700円で販売開始。これまで平日限定で販売していたチーズを加えた「チチブ丼」や長芋のとろろを加えた「ながとろ丼」、しょうがをトッピングした「ジンジャー丼」は、10月から要望に応えてレギュラーメニューとなった。豚玉丼に200円を追加すると、注文できる。

 新井さんは「秩父市荒川地区にお客さんを呼べる店にしていきたい」と話していた。

 営業時間は午前11時~午後4時。水曜定休。

 問い合わせは、たぬ金亭(電話0494・54・1811)へ。

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