埼玉新聞

 

スターリングエンジン車両走らせるラリー 国内外から幅広く参加、行田のものつくり大学で性能競う

  • 自作のスターリングエンジン車両を走らせ、性能を競う参加者=23日、行田市前谷のものつくり大

 スターリングエンジン車両の性能を競う「スターリングテクノラリー」(同技術会主催)が23日、行田市前谷のものつくり大学で開かれた。9部門に延べ約400人が参加し、走行タイムや距離を争った。

 スターリングエンジンは外燃機関の一つで、外部の熱でシリンダー内の気体の圧力を変化させて動力を得る。湯やアルコールなど、多様な燃料を使用することができ、騒音や振動も少ない低公害エンジンとして注目を集めている。

 テクノラリーは工学に対する興味や関心を持ってもらおうと企画され、今年で23回目を迎える。スターリングエンジンの研究を続けている同大を会場に、国内外の高校生や大学生、社会人まで幅広い層が出場。有人やラジコンなど、さまざまな車両を屋内外で走らせた。

 参加した同大3年の勝田瑛也さん(21)は「直線でスピードが落ちないよう車両を軽量化した。自分の趣味や個性が出せるのがスターリングエンジンの魅力」と語り、同大2年の戸井田海世さん(20)は「エンジンの性能を引き出し、思い通りの走りができた」と満足げに話していた。

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