埼玉新聞

 

男児が意識不明…武南署の女性巡査、車ではねる 当直明けで帰宅中、横断歩道で 見通し良い道路

  • 武南署=川口市辻

 7日午後5時50分ごろ、さいたま市見沼区大和田町2丁目の県道で、横断歩道を歩いていた同区の小学3年の男児(9)が軽乗用車にはねられた。男児は頭などを強く打ち意識不明の重体。大宮東署は軽乗用車を運転していた武南署刑事課の女性巡査(27)=同区東大宮4丁目=から詳しく事情を聴いている。

 同署によると、現場は片側2車線の直線道路で見通しはいいという。横断歩道があり、手押し式の信号機が付いていた。巡査は川口市方面から上尾市方面へ進行中、横断歩道を渡っていた男児と衝突した。左前方にぶつかったような跡があるという。

 巡査は当直勤務明けの非番で、自家用車で帰宅途中だった。男児は塾に行く途中だったとみられる。目撃者の男性が119番した。同署で事故原因を調べる。

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