埼玉新聞

 

政令市で初、さいたま市役所にキッチンカー登場 温かい食事に市職員ら行列、メニューは市のHPなどで紹介

  • タコライスと唐揚げの2台のキッチンカーが並び、市職員らが列を作った=9月30日午後12時15分、さいたま市浦和区

 さいたま市役所本庁舎敷地内に9月30日から、政令市としては初めてとなるキッチンカーがお目見えした。

 現在、同市役所には市民や職員が利用できる食堂が併設されていない。そこで手軽に温かい食事を食べられ、また憩いの場として、新たなにぎわいが生まれることを目的に設置された。

 キッチンカーは試験的に12月まで設置し、状況を見て、その後の設置を検討していくという。

 キッチンカーは本庁舎正面玄関の東側空き地に、平日の午前11時から午後2時まで設置されている。毎日2台で、メニューは市ホームページなどで紹介する。

 営業初日となる30日には、唐揚げとタコライスを販売する2台のキッチンカーが並んだ。正午からの昼休みになると多くの市職員が訪れ、絶品ランチに長い列を作っていた。

 市職員の30代女性は「海鮮塩だれ唐揚げ丼」を購入し、「今までずっと自宅からお弁当を持参してきたが、温かいランチが食べられるので助かる。今後も利用したい」と話していた。

 清水勇人市長も駆け付け、「毎日メニューも変わるので、職員だけでなく、市民の皆さんもぜひ利用してほしい」と呼び掛けた。

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