埼玉新聞

 

あじさいまつりも前倒しに…四季を通じて花を楽しめる幸手・権現堂桜堤 6月開催へ、丹念に手入れ中

  • 鮮やかに色づいた色とりどりのアジサイが咲き乱れ観光客の目を楽しませた2022年の幸手あじさいまつり

    鮮やかに色づいた色とりどりのアジサイが咲き乱れ観光客の目を楽しませた2022年の幸手あじさいまつり

  • 鮮やかに色づいた色とりどりのアジサイが咲き乱れ観光客の目を楽しませた2022年の幸手あじさいまつり

 埼玉県幸手市の権現堂桜堤で来月3日~25日、恒例の「幸手あじさいまつり」が開かれる。今年は温暖化の影響で開花が早まるとの見通しから、開催期間を通常より1週間ほど前倒した。

 桜の名所の権現堂桜堤では「桜の季節が終わっても一年中花が見られるように」と園内には四季折々の花々を植栽。例年6月~7月にかけ観光客の目を楽しませているアジサイは100種1万株ほどあり、中でも人気のアナベルは人目に付く駐車場前を中心に約3千株ほど植栽されている。アジサイが咲く園内エリアには、「あじさい坂」「思い出坂」「土手の子坂」などの小坂があり、それぞれ趣の異なるアジサイが楽しめる。

 同管理事務所によると、コロナ禍の影響で3年ぶりの開催となった昨年度は、計8万8千人が来場。コロナ前と比べ5分の1程度で今年も同規模と予想しているが、良い状態で見頃を迎えられるよう丹念に手入れをしているという。

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