埼玉新聞

 

うどん生産量が全国2位の埼玉、初の「うどんランチパスポート」配布へ 掲載店で割引、プレゼントも

  • 埼玉県物産観光協会が発行する「埼玉うどんパスポート2019」

 埼玉県物産観光協会(さいたま市大宮区)は、県内のうどん店に特化したランチパスポートの小冊子「埼玉うどんパスポート2019」を発行し、10月1日から掲載店、レンタカー会社、観光案内所で無料配布すると発表した。同協会が県内のうどん店の情報に特化した小冊子を発行するのは初。うどん生産量が全国2位など、うどんとの関係が深い埼玉のうどん文化の周知を図るほか、来県する観光客の掲載店利用の集客、促進にも活用する。

 ランチパスポートはA5変形判の80ページで、「埼玉を日本一の『うどん県』にする会」の永谷晶久会長が監修した。県内各地のうどん店を紹介している。各店のうどん、店舗、地図などを掲載。掲載店で同冊子を掲示すると割引特典が受けられる。

 来年2月末まで、同冊子を使ったスタンプラリーを実施する。掲載店を巡った人に抽選で「ご当地うどんセット」などをプレゼントする。

 このほか、加須市の「加須うどん」、深谷市の「煮ぼうとう」、所沢市など県西部の「武蔵野うどん」、川口市鳩ケ谷エリアの「鳩ヶ谷ソース焼きうどん」など県内各地の特色あるうどんの解説ページも設けた。11月16、17日の2日間、熊谷市では3回目の開催となる「第9回全国ご当地うどんサミット」の紹介もある。冊子の情報は協会のHPからもダウンロードできる。

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