埼玉新聞

 

<熊谷小4ひき逃げ>母親のブログ見て駆け付ける人も 母親ら、街頭で時効撤廃訴え「署名で何か変わって」

  • 時効撤廃への署名活動を呼び掛ける同級生の保護者ら(右)=23日午後、熊谷市仲町の八木橋デパート前

 熊谷市で2009年9月、自転車で帰宅途中だった小学4年の小関孝徳君=当時(10)=が死亡した未解決のひき逃げ事件で、孝徳君の母親らが23日、熊谷市内で情報提供などを求める街頭活動を行った。10年の時効が迫っていた事件は今月、適用罪名が変更され捜査の継続が決定。公訴時効の延長が決まってから初めてのビラ配りとなった。

 活動には、孝徳君の同級生の保護者ら11人が参加。「事件はご存じですか」「時効撤廃の署名活動にご協力をお願いします」などと呼び掛け、情報提供や時効撤廃を訴えるチラシを通行人に手渡した。

 母親のブログを見て署名をするために訪れた熊谷市の女性会社員(48)は「時効があると逃げた犯人が得をしてしまう。署名で何か変わるなら」と駆け付けた。

 事件は既に道交法違反(ひき逃げ)罪の時効が成立。県警が自動車運転過失致死罪で捜査していたが、18日に適用罪名を時効20年の危険運転致死罪(いずれも当時)に切り替えて捜査を継続することを明らかにしていた。

 孝徳君の母親は「犯人が分からないまま時効を迎えてしまうことを考えると、やはり撤廃は必要。引き続き活動を続けていきたい」と話していた。

 ブログは「《未解決》熊谷市小4男児ひき逃げ事故!」。

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