埼玉新聞

 

夫倒れ入院…妻は面会禁止、探る最期の言葉 見つめ合うことも叶わず夫天国へ 妻つづった最初で最後の恋文

  • 「詩を書くことが救いになった部分がある」と話す里見静江さん=熊谷市の自宅

    「詩を書くことが救いになった部分がある」と話す里見静江さん=熊谷市の自宅

  • 「詩を書くことが救いになった部分がある」と話す里見静江さん=熊谷市の自宅

 埼玉詩人会(川中子義勝会長)が主催する「第29回埼玉詩人賞」に、熊谷市の里見静江さん(70)の詩集「足もとの冬」(土曜美術社出版販売刊)が選ばれた。コロナ禍で面会もままならない中で逝った夫へ、最期に言えなかった感謝の言葉、失ってもなお愛しい思いを詩につづっている。

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