埼玉新聞

 

子どもらが餅つき体験、きね振るいつきたての餅味わう 秩父でこども食堂「大人数で食べるの楽しい」

  • きねを振るって餅つきを体験する子どもら=20日午後、秩父市大宮の道の駅ちちぶ秩父食堂

 秩父市中宮地町の飲食業荷車屋は昨年11月から、同市大宮の道の駅ちちぶ秩父食堂で、毎月第3日曜日に秩父地域の子どもを対象にした「こども食堂」を開店している。今月20日の3回目のこども食堂では、餅つきの体験が行われ、子どもたちがきねを振るって、つきたての餅を味わった。

 同社はレストラン「にぐるまやダイニング」をはじめ、「車屋本店」や「秩父茶屋」などを市内で営み、2001年から道の駅ちちぶで食堂を運営している。同社本店営業部の矢尾喜昭営業部長(54)は「地域に根差した商売で、地域に貢献したかった」と飲食業の強みを生かし、こども食堂を始めることになった。

 初回はカレーライス、2回目はチャーハンなどを振る舞い、2日間で子どもや保護者ら約130人が参加。3回目は餅つきの体験を用意し、子どもたちは掛け声に合わせて元気良くきねを振るった。

 つきたての餅やクリームシチューなどが提供され、大勢の参加者たちは笑顔を見せながらおいしそうに味わっていた。

 市内から訪れた小学1年生の男児(7)は「餅つきは楽しく、餅もおいしかった」とにっこり。30代の両親は「毎回来ているけど、大人数で食べるのは楽しい。知らなかった人たちと交流できるのもいい」と満足そうだった。

 矢尾営業部長は「道の駅は立地が良く、プロのシェフがいることが強み。食堂のスペースも広く、家族連れでも対応できるので、これからも楽しく食事ができる場所にしていければ」と話していた。

 こども食堂の営業時間は毎月第3日曜日の午後4時半~同5時半まで。料金は無料で、事前の予約も不要。

 問い合わせは、同社(電話0494・23・5201)へ。

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