埼玉新聞

 

一帯が朱色に 1000本以上のヤマツツジ、狭山の山斜面を覆う 今週見頃 荒廃した土地、地元民が蘇らせる

  • 斜面を彩るヤマツツジ=10日午前、狭山市入間川4丁目

    斜面を彩るヤマツツジ=10日午前、狭山市入間川4丁目

  • 斜面を彩るヤマツツジ=10日午前、狭山市入間川4丁目

 狭山市入間川4丁目の稲荷山公園北側の斜面緑地でヤマツツジが咲き、一帯を朱色に彩っている。千本以上が育ち、散策に訪れた市民らを楽しませている。

 一帯は戦後、荒廃した状態だった。ボランティア団体「稲荷山・山ゆりの会」が2016年から下草を刈るなどの手入れに当たった。斜面緑地ではの春先のカタクリや夏のヤマユリと並び、この時季にヤマツツジを見ることができる。

 同会の福田朝男代表(74)は「今年は桜の開花も早かったが、ツツジも早い。見頃は今週後半ごろになるだろう」と話している。
 

ツイート シェア シェア