埼玉新聞

 

懲戒解雇…大樹生命の営業職だった女、男性客から500万円をだまし取ったか 詐欺の疑い、会社が客に返金へ さらに客20人が計1億2千万円の被害か 男性客は女と10年以上の付き合いがあり信じた

  • 【ちなみ】パトカー10=事件事故イメージ

    埼玉県警

  • 【地図】吉川市

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 うその生命保険商品を紹介して顧客の生命保険を解約して現金約500万円をだまし取ったとして、埼玉県警捜査2課と吉川署は14日、大樹生命保険埼玉支社三郷営業部の元営業職員女(66)=吉川市美南2丁目=を逮捕した。同様の手口で顧客約20人から計約1億2千万円をだまし取ったとみて捜査する。

 逮捕容疑は、2024年7月中旬ごろ、担当していた顧客で吉川市の無職男性=当時(89)=に「現在の保険を解約して、新しい商品に切り替えないか」「解約して入ったお金のうち、500万円を運用するので振り込む必要がある」などとうそを言い、保険契約を解約させ、解約返戻金約500万円を同年7月29日、自身名義の口座に振り込ませてだまし取った疑い。「顧客から取った金は生活費などに使った」などと容疑を認めているという。

 同課によると、男性は現金を振り込んだ後、三郷営業部のゴム印が押された領収書を渡されたことや、女と10年以上の付き合いがあったことから信じたという。24年10月に女が担当していた別顧客の親族から同社に相談があり、被害が発覚した。

 同社は昨年3月、女が13年5月から25年1月までの間、20人から約8130万円をだまし取っていたと発表。24年11月に容疑者を懲戒解雇し、25年10月、同署に刑事告発していた。同社が被害者に返金手続きをしているという。事件を受けて同社は「被害に遭われた方、事件を受け不安になった方、関係者の皆さまに多大なるご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます」とコメントした。

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