大宮警察署で100万円が消える…不十分な点検、気付くと所在不明に 4月に発覚、補填していた 現金の保管庫は2つ、警官以外は入れない場所 管理者のみが鍵を使用も…管理不十分、ほかの人も鍵を使えた可能性
2026/10/15/11:07
埼玉県警は14日、大宮署が複数の留置人から預かり、署内で保管庫で管理していた現金100万円が所在不明となったと発表した。鍵の管理体制に問題があり、必要とされていた点検業務が適切に行われていなかったことも明らかにした。保管庫は警察官以外が立ち入ることのできない場所にあり、県警で経緯を詳しく調べ、処分を検討する。
県警監察官室によると、今年4月7日、署員が出納手続きをした際に出納記録より現金約100万円の不足が発覚。昨年7月28日に年1回行われた県警本部による調査の際には現金と出納記録の金額は一致していた。
同署に保管庫は二つあり、いずれも定められた頻度で点検が行われる予定だったが、県警の調査により一部の点検が適切に行われていなかったことが分かった。また、鍵は担当の管理者のみが使用できたが、管理体制が不十分で、管理者以外にも鍵を使用できた可能性があるという。
県警は今回の事態を受け、県内の警察署に対して鍵の管理体制や保管庫の点検頻度の確認を行った。いずれの署でも問題は確認されなかったという。4月に現金約100万円が足りないことが発覚した直後、地方自治法に基づいて補填(ほてん)を行い、留置人への返還などに支障はなかったとしている。
県警の斎藤克也首席監察官は「厳正に保管されるべき現金が所在不明となり、誠に遺憾だ。調査と捜査を徹底し、原因究明に努めるとともに領置金の点検に関する確認体制について見直しを図るなどして再発防止を図ってまいります」とコメントした。










