「Tokyo とことこ散歩」日本の玄関口に大型新施設 八重洲、アートやグルメも
旅行やビジネスで全国から人々が集う東京駅。その日本の玄関口に、駅直結の大型複合施設「TOFROM YAESU TOWER(トフロム八重洲タワー)」が開業した。現代アート鑑賞や名店のグルメなども楽しめる新ランドマーク周辺を訪ねた。
JR東京駅の八重洲口を出ると、存在感を放つビルがお目見えする。新施設は地上51階、地下4階建て。オフィスや劇場、飲食店が入り、八重洲地下街を通じて駅とも直結する。
中に入ると、再開発エリアの旧町名にちなんだ吹き抜け広場「檜物町スクエア」が広がり一角に目を引く球体が。アーティスト井口皓太さんが手がけ、時間の循環などを表現したモーショングラフィック作品だ。施設内には人魚の伝承に着想を得た彫刻など、8組のアーティストによるアートが展示されている。いずれも映画監督の岩井俊二さんが、八重洲の歴史と今をテーマに創作した物語「人魚の街」の世界を背景に制作されたという。美術館を巡っているような気分になった。
飲食店エリアには地元で長く愛されてきた名店も。1964年に八重洲で創業した中華料理店「唐人飯店」は再開発に伴って一時移転していたが、開業に合わせて戻った。看板料理のマーボー豆腐の奥深いうまみをかみしめた。
天候に左右されずに楽しめる地下街巡りは東京駅周辺散策の醍醐味の一つ。「地下ダンジョン」とも称される道をやや迷いつつ丸の内方面へ歩き、商業施設「グランスタ東京」の「地下 丸の内改札内エリア」へ。
今秋、約8カ月の工事を経てリニューアルされ、スイーツと雑貨の売り場が一体化して見回りやすくなった。ガラス張りの店内工房のライブ感とほのかな甘い香りに引かれ「たまご専門 本巣ヱ」に立ち寄る。名物の「濃厚たまごパン」を手土産に帰路についた。
【ちなミニ】JRを利用せず改札内エリアへ入る場合は、入場料が必要。















