埼玉新聞

 

エネ施設攻撃停止「合意」 米主張、ウクライナは否定

  •  握手するトランプ米大統領(右)とウクライナのゼレンスキー大統領=9月22日、米ニューヨーク(ロイター=共同)

     握手するトランプ米大統領(右)とウクライナのゼレンスキー大統領=9月22日、米ニューヨーク(ロイター=共同)

  •  握手するトランプ米大統領(右)とウクライナのゼレンスキー大統領=9月22日、米ニューヨーク(ロイター=共同)

 【ワシントン、キーウ共同】トランプ米大統領は11日、交流サイト(SNS)で、ロシアとウクライナの双方がエネルギー関連施設への攻撃停止で「合意した」と一方的に主張した。これに対し、ウクライナのゼレンスキー大統領は米ニュースサイト、アクシオスに「初耳だ」と合意を否定。「ロシア側がエネルギー分野の停戦に同意するならウクライナも同意する」と述べた。

 ゼレンスキー氏は11日、トランプ氏が攻撃停止を一方的に主張した後に、ロシア軍がウクライナ東部ハルキウの発電所を攻撃したとX(旧ツイッター)で明らかにした。

 燃料価格の高止まりを背景に11月の米中間選挙で与党共和党の劣勢が伝えられ、トランプ氏は焦りを募らせている。9月にも一方的にロシアとウクライナがエネルギー関連施設の攻撃停止で合意したとSNSに投稿。翌日には双方が攻撃し、合意は存在しなかったことが判明した。

 米政府がロシア産軽油への制裁を緩和したことを契機に、トランプ氏とゼレンスキー氏の間に亀裂が再び生じている。トランプ氏はウクライナによるロシアの製油所攻撃が油価高騰を招いているとしてゼレンスキー氏に圧力を強めている。

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