<高校サッカー>決勝トーナメント、あす開幕 優勝争いの中心…県高校総体で優勝の昌平と準優勝の西武台か 正智深谷や浦和学院、武南なども虎視眈々…代表切符を争う大会の行方を展望
サッカーの第105回全国高校選手権埼玉大会(埼玉新聞社など後援)は11日、48校による決勝トーナメントが開幕する。決勝は11月15日(午後2時5分)に埼玉スタジアムで行われ、優勝校が全国高校選手権(12月28日~来年1月11日)に出場する。U-18(18歳以下)プレミアリーグ東地区に所属する昌平は10月31日の準々決勝から、同プリンスリーグ関東2部の西武台は同24日の3回戦から登場する。今夏の全国高校総体に出場した昌平を軸に、1枚の代表切符を争う大会の行方を展望する。
■昌平と西武台がV本命
県高校総体で優勝し、大会連覇を目指す昌平と同準優勝の西武台を中心に優勝争いが予想される。同4強の正智深谷や浦和学院のほか、新人大会と関東記念大会を制した武南なども頂点を見据える。
■昌平―浦和学院ゾーン
攻守に整っている昌平が最有力候補か。攻撃陣は、U-17(17歳以下)日本代表に選出された2年生の立野が鍵を握る。攻守において欠かせない主将の飯島を中心に、主導権を握ってボールを支配したい。夏から見直してきた前線からの守りも強力で、守備から攻撃に転じる速さに磨きがかかった。県内で唯一参戦するプレミアリーグ東地区では5勝3分け8敗で9位。苦しい戦いが続くが、全国レベルの強度の高さを肌で感じ、チームは上向きだ。
浦和学院は星野の高さや小川と桜井のスピードなど、フィジカルを生かした攻撃が強み。相手を動かしながら仕掛け、決定機を演出する。S1リーグ10勝5分けで首位を走る武南は県外チームとの対戦で磨いてきた対応力と、同リーグ戦15試合で39得点の攻撃力で優位に試合を運ぶ。ほかに県高校総体8強の浦和南や新人大会準優勝の聖望学園らが追う展開だ。
■正智深谷―西武台ゾーン
県高校総体準優勝の西武台が5大会ぶりの頂点を狙う。プリンスリーグ関東2部で6位につけるチームは、攻撃陣に阿部ら個性豊かな選手がそろう。青森山田や大津(熊本)など、強豪校との練習試合で守りの弱さを実感。守りの中心となる遠藤らが強度にこだわって克服してきた。走力とコンビネーションを武器に、組織力で勝ち上がる。
2大会ぶりの頂点を目指す正智深谷は伝統の前線からのプレスが健在。主将の岸田を中心に守り、攻撃はエースの藤原拓にボールを集めて好機をつくる。セットプレーからゴールを奪えれば理想的。このほか市浦和、成徳大深谷、浦和東などが虎視眈々(こしたんたん)と波乱を狙う。立教新座―本庄第一は初戦から好ゲームの予感だ。










