埼玉新聞

 

ダンサー・SAMさんがオリジナルダンス 岩槻まつり50周年を記念し考案 10月、地元の子どもたちと披露する予定 ダンスの解説動画も公開「一緒に盛り上がりましょう」

  • 考案したダンス「ツキツキイワツキ」について語るSAMさん

    考案したダンス「ツキツキイワツキ」について語るSAMさん=19日、さいたま市岩槻区の岩槻駅東口コミュニティセンター

  • ダンスレッスンに参加した子どもたちと記念撮影をするSAMさん

    ダンスレッスンに参加した子どもたちと記念撮影をするSAMさん

  • 【地図】さいたま市岩槻区(背景薄緑)

    さいたま市岩槻区の位置

  • 考案したダンス「ツキツキイワツキ」について語るSAMさん
  • ダンスレッスンに参加した子どもたちと記念撮影をするSAMさん
  • 【地図】さいたま市岩槻区(背景薄緑)

 地元で受け継がれるダンスを―。さいたま市岩槻区出身のダンサー・SAMさん(64)が岩槻まつり50周年を記念し、オリジナルダンス「ツキツキイワツキ」を考案した。10月4日に開催される岩槻まつりで、地元の子どもたちと共に披露する予定だ。動画投稿サイト「ユーチューブ」にダンスの解説動画が公開され、SAMさんは「飛び入り参加も大歓迎。一緒に盛り上がりましょう」と呼びかけている。

 ♪ツキツキイワツキ 未来へつなごう 人形の街で生まれ育った

 イワツキ イワツキ 城下町の誇り ここがふるさと 帰る場所♪

 「岩槻のみんなが受け継いでいけるようなダンスを作ってほしい」。3月末に岩槻まつり実行委員会から声がかかり、プロジェクトがスタートした。幅広い世代が楽しめるようにノリのよさを重視し、歌詞には「人形の街」「太田道灌(どうかん)」「時の鐘」「慈恩寺」など、岩槻を象徴するワードを散りばめた。

 「地元を誇りに思い、もっと好きになってほしい」。こう語るSAMさんだが、子どもの頃は違ったという。「人形のまちというのが、格好悪くて嫌だった」。高校生になると大宮や新宿のディスコに繰り出し、ダンスに没頭。ダンスボーカルユニット「TRF」としての活躍は、多くの人が知るところだ。

 「帰省するのはお盆や正月くらい。一生、地元とは関わらないんじゃないかと思っていたぐらい」。そんなSAMさんと岩槻をつないだのが、ダンスだった。

 TRF20周年で作った「イージー・ドゥ・ダンササイズ」が大ヒットし、地元の祭りで市民に教えたことをきっかけに、健康寿命の延伸を目的とした「ダレデモダンス」の制作が動き出した。岩槻南病院のリハビリ室に何度も足を運び、データを取りながら考案した。

 現在も月に一度、ダレデモダンスのワークショップで岩槻に戻る。難しい振り付けにも笑顔で挑戦する参加者の姿は、SAMさんの原動力だ。地元との関わりが増える中、人形博物館や岩槻城址公園など地域の魅力にも自然と気付いていった。

 SAMさんと岩槻まつりに携わる地元の人たちの思いが合致して、生まれた今回のダンスプロジェクト。「みんなの『もっと盛り上げよう』という気持ちがダンスを通じて一つになってくれたら」と期待を寄せる。

 19日には、岩槻駅東口コミュニティセンターで子どもを対象にしたダンスレッスンが開かれ、練習風景をうれしそうに見つめるSAMさんの姿があった。参加した小学4年生の築井美桜さん(10)は「岩槻の魅力が分かった。当日までにたくさん練習して上手になりたい」と目を輝かせた。

 ダンス「ツキツキイワツキ」の解説動画はこちらより

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