埼玉新聞

 

ローストビーフや北京ダックなど、世界の肉料理に舌鼓 さいたまのホテルが企画、一番人気の肉料理は

  • ブラジルの代表的な肉料理「シュラスコ」は一番人気だった=11日午後、さいたま市浦和区のロイヤルパインズホテル浦和

 ロイヤルパインズホテル浦和(さいたま市浦和区)は11、12日の2日間、「お肉の世界を旅するイベント『ワールドミートツアー』」を開いた。2日間で計150組400人以上が参加。ホテルのシェフが調理した焼きたての世界各国の代表的な肉料理を楽しんだ。

 同ホテルでは近年、お盆連休のホテル利用需要の掘り起こしに力を入れている。特に帰省などの理由で市内で連休を過ごす家族層らの取り囲みに努めている。昨年までは3世代の利用を促そうと縁日と料理が共に楽しめる企画を実施してきたが、今年はより家族との絆を深めてもらおうと、料理が主の企画に変更。幅広い客層の取り込みを図るため、夏のスタミナ源で人気が高い「肉料理」をメインにした。

 提供されたのは14カ国の肉料理で、英国の「ローストビーフ」、ブラジルの「シュラスコ」、オーストラリアの羊肉料理「ジゴダニョー」、米国の「ステーキ」など。アジアからは中国の「北京ダック」、インドの「ダンドリーチキン」、日本の「焼き鳥」などで、それぞれビュッフェ形式で提供した。

 焼きたての肉料理は各国のサッカー代表のユニフォームを着たホテルスタッフが切り分けて参加者に提供した。各国の民族音楽が流れる中、多種多様な肉料理に舌鼓を打った。

 さいたま市の会社員、高宮創平さん(36)は2歳の長男を含め家族3人で参加した。「ホテルのシェフが調理する世界各国の肉料理を楽しむ機会は珍しいので参加した。子どもが北京ダックをおいしそうに食べていたのが、よい思い出になった」と話した。

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