体へ悪影響…埼玉で“PFAS”超過、12カ所で確認 事業所の周辺 追加調査していた12カ所は井戸…2カ所は飲用、使用停止を要請 PFASの広がりを確認のため、さらに500メートル圏内を調査へ
2026/08/06/13:25
熊谷市妻沼の防災設備会社「能美防災妻沼東事業所」敷地内の地下水から、国の指針値を超える有機フッ素化合物(PFAS)が検出された問題で、熊谷市は5日、同事業所の周辺で行った追加の水質調査結果を発表。対象となった井戸26カ所のうち、12カ所で国の指針値1リットル当たり50ナノグラムを超過していることが分かった。その中の2カ所は飲用として使われており、今のところ健康被害は出ていない。
4回目の追加調査は、6月22日から7月8日にかけて実施。超過が確認された井戸から地下水流向の下流側で、主に南東側の半径500メートル圏内を対象に行った。検出されたのは1リットル当たり71~590ナノグラムだった。飲用井戸で指針値を超過したのは初めてで、2カ所はともに110ナノグラムだった。
同市環境政策課は、飲用井戸の対象者には飲用の停止を要請した。PFASの広がりを把握するため、超過井戸からさらに下流側500メートル圏内へ対象エリアを拡大し、利用実態と水質調査を進めていく。











